用語集(か行)

・Conference(カンファレンス)

カンファレンスは、ビジネスシーンで使用される際の「会議」や「協議」という意味。
仮想通貨においてのカンファレンスとは、ITカンファレンスに参加すると同様に「催し物に参加する」という意味で使用。
仮想通貨では各トークンやブロックチェーンなどの技術やプロジェクト内容を発表することが多く、このような催し物を「仮想通貨カンファレンス」と表現します。

・Craig Steven Wright(クレイグ・ライト)

クレイグ・スティーブン・ライト(1970年10月生まれ)は、オーストラリアのコンピューター科学者およびビジネスマン。
Bitcoin SVのリーダーであるライト氏は、2016年12月に自らをビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトと主張し有名になった。しかし、クレイグ・ライト氏に関する膨大な量の情報を調べていくと、数々の嘘や不正行為、偽造、ねつ造が浮上したため、多くの人は彼を嘘つきだと非難する。
だが信じる者も少なくはなく強い影響力を持っている。決定的な証拠がないため、真相はまだ明らかになってはいない。

クレイグ・スティーブン・ライト

・コインチェックNEM流出事件

2018年1月26日に日本国内仮想通貨取引所コインチェック(Coincheck)で約580億円相当のXEMが不正アクセス(ハッキング)によって紛失した事件。
これは、XEMをオフライン下で管理せず、コールドウォレットで管理していなかった事、セキュリティを向上させる為のマルチシグという機能を活用していなかった事が原因とされている。

コインチェックは事件発生翌日の2018年1月27日にNEMの保有者26万人全員に対して日本円による補償を行うこと、及び補償分の金額は自己資産から捻出する事を発表。
そして、2018年3月12日にNEM流出事件による被害額の補償が日本円で実施されました。

・ゴールドマン・サックス

ゴールドマン・サックス(The Goldman Sachs Group, Inc.)は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州に本社を置く大手金融グループ。
投資銀行業務を中心に株式・債権のブローカー、貸付・保険銀行も行っており、投資銀行として時価総額首位付近の常連企業です。
2018年5月にビットコイン(BTC)取引の開始を発表、仮想通貨に前向きな姿勢を持つ企業。

・コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムとは、直訳すると「合意方法」となり、仮想通貨のブロックを追加する際の合意形成アルゴリズムのことです。
仮想通貨のトランザクションの記録は、複数のマイナーによるマイニングによって成り立っています。 コンセンサスアルゴリズムは、最終的なトランザクションの処理の結果がマイナーごとに異なった場合に、どのマイナーの結果を正しいと処理するかを決めるアルゴリズムです。ビットコインの場合は、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムが使われている。