用語集(な行)

・二重支払い

二重支払いとは、同じ仮想通貨を二重に送金取引で用いること。つまり、一度使われた仮想通貨をもう一度使うことを言います。
例えば、AさんからBさんに1BTCを支払う取引データがあったとします。これをAさんからBさんとCさんに1BTCを支払った、と改ざんすることが二重支払いに該当します。
また、二重支払いが可能になると例えば、自分に支払う取引を複製することで大量に仮想通貨を複製すること可能となる。
このような事態があると、該当する仮想通貨を誰も信用が無くなり、仮想通貨自体の価値が0となってしまう可能性もでてきます。そこで仮想通貨は不正なデータ処理で二重支払いが生じないようにブロックチェーンという技術により、所有者全員で通貨を管理する事で二重支払いが発生しないようにしています。

・日本STO協会

一般社団法人日本STO協会は2019年10月1日に設立。
代表理事はSBI証券 代表取締役会長の北尾吉孝氏。主に証券・債券・不動産投資信託(REIT)などをブロックチェーン上でトークン化する資金調達方法「STO(セキュリティー・トークン・オファリング)」を健全な発展を目指す業界団体で「SBI証券・楽天証券・auカブコム証券・マネックス証券・大和証券・野村證券」の国内大手証券会社で構成されている。
また、不公正取引やマネー・ロンダリングなどの違法行為を防止し、法令遵守や投資者保護の徹底を目的としている