用語集(た行)

・Daedalus(ダイダロス・ウォレット)

カルダノの専用ウォレット。カルダノを保管しておくことで、ステーキング報酬としてADAを受け取ることができる。
ダイダロスの特徴は、圧倒的な送金速度と秘密鍵を保護することでハッカー攻撃に対する高い耐久性を持っている。ADA以外にイーサリアム、イーサリアムクラシック、ビットコインを管理できる。
また、カルダノ・コントロールレイヤー(CL)というアプリケーションによって高度な契約を瞬時に記録・実行することができる高性能なウォレット。

・Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)

イーサリアム(ETH)の共同開発者である。現在、カルダノ(ADA)を開発したブロックチェーンの研究機関「IOHK社」のCEOを務める。
また、天才数学者でもあり数学者人生の集大成として開発に取り組んでいるプラットフォーム「CARDANO(カルダノ)」やその基軸通貨であるエイダコインは、日本でも人気がり注目を集めている。

Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)

・中央集権

中央集権とは、ある集団の中で、特定の管理者が存在しモノゴトやシステム全体を支配することができる環境を示す概念です。
つまり、少数の人物へ大きな権限が付与されるトップダウン型とも呼ばれている。メリットとして「早い意思決定、 明確な責任者存在」などがり、デメリットには「偏った意思決定の恐れや多様性がない」などがあげられる。
中央集権の例としては、「法定通貨」があります。

・DPoS(Delegated Proof of Stake)

DPoSとは、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムの一つです。DPoSという言葉は、Delegated Proof of Stakeの略で、「Delegate」は「権限を委任する」、「Proof」は「証明」、「Stake」は「関与」という意味。
つまり、DPoSは日本語でいうと「委任型の関与の証明」といえます。DPoSは、トークンの保有者に対して、トークンの保有量に応じた投票権を割り当て、その投票により取引の承認者を委任します。
DPoSは一言でいえば間接民主制のような仕組みがあり、作業の迅速さと柔軟性、非中央集権性が特徴です。DPoSを採用している代表的なプロジェクトが「Bitshares」です。

・テザー疑惑

テザーはビットコイン等とは違いレートが米ドルに固定されているのが特徴ですが、裏付けとなるドル資産を持ってないとの疑惑が浮上。
理論上は、テザーが新規発行した分と同程度のドルを持っている必要があるが、不足しているとすれば換金要請に応える事ができない為、投資家は損失を被る事になる。テザーが発行額と同額の米ドルを保有していないなら、テザーはいくらでも通貨を発行でき、ビットコイン価格の下落にあわせてテザーを新規発行し、ビットコインを買いあさることが可能となる。
また、テザーがBitfinexに着金後にビットコインが上昇しているレポートが公開され、テザーとBitfinexとの関係がこのテザー疑惑に拍車をかけた。というのも、Bitfinexとテザーは、どちらも最高責任者、最高執行責任者、最高戦略責任者、最高コンプライアンス責任者、法律顧問といった経営トップが同じであるからだ。

・電子署名(デジタル署名)

電子署名は、ネット上で本人確認できる仕組み。その中で公開鍵暗号を使ったものは、デジタル署名という。ビットコインの送金処理はデジタル署名を使って行われている。
電子署名(デジタル署名)によって「ビットコインの送金が秘密鍵の持ち主本人である事・取引が偽造や改ざんされていない正当なものである事」という 2つの証明が果たされる事になる。

・Trust Wallet(トラスト・ウォレット)

Trust Walletは、仮想通貨取引所「Binace」のグループ会社で運営されているモバイルウォレット。
「全ての仮想通貨を管理できる唯一のウォレット」を目標に掲げて開発が進められている。
Bitcoin、Litecoin、Rippleをはじめ、Ethereumブロックチェーン上で動いている20,000以上のあらゆるERC-20、ERC-223、ERC-721トークンを管理することができます。
また、多くのDApps(分散型アプリ)を使用することができるDAppsブラウザとしての機能や、分散型取引所であるBinance DEXと連携して取引を行うことができる機能をもっています。