ウォルマート、200台のビットコインATMを試験導入!
世界最大のスーパーマーケットチェーンであるWalmart(ウォルマート)が試験的に米国の一部の店舗に200台のビットコインATMを設置していたことが明らかとなった。
身近な場所でビットコインの購入を可能にするこのパイロットプログラムは、Coinstar(コインスター)社とCoinme(コインミー)社の提携により立ち上げられた。
ブルームバーグの報道によると、このビットコインATMはCoinstar社製のもので、最終的には全米に8,000台ものATMを設置する予定であるという。
暗号資産仲介会社BitOodaの最高戦略責任者兼研究責任者のサム・ドクター氏は次のように述べている。
多くのスーパーマーケットなどへのビットコインATMの設置はしばらく前から取り組んできました。
ウォルマートがビットコインATMを導入することで、より多くの人々がビットコインにアクセスすることとなり、懐疑的な見方をする人々にも正当性を与えることができる。
今回明らかとなったビットコインATMの試験導入は、公には公表せずに開始されていた。
その背景には、9月に大手メディアが報道してしまったウォルマートとライトコイン(LTC)の提携というフェイクニュースが挙げられる。
このフェイクニュースによりライトコインの価格は一時急騰したが、ウォルマートが公式声明で報道を否定したことにより下落している。