米ウォルマート、デジタル通貨戦略のプロジェクトリーダーを募集
米アーカンソー州を本拠とする世界最大手スーパーマーケットチェーンのWalmart（ウォルマート）が、デジタル通貨戦略として、暗号資産（仮想通貨）などに関わるスタッフを募集していることが明らかになった。
暗号資産に関わるプロジェクトリーダー
公式サイトの採用ページによると、今回募集が行われるのは、デジタル通貨戦略と製品ロードマップの開発を担当し、暗号資産やブロックチェーン関連テクノロジーの専門家として活躍するプロジェクトリーダーで、新たな製品の開発やビジネスを拡大していく考えだ。
今回の募集についてウォルマートは次のように述べている。
「私たちは、ビジネスの主導と拡大の歴史を持つ先見の明のあるリーダーを求めています。新しいテクノロジーと顧客の洞察を活用して、顧客の問題に対する革新的なソリューションを構築した確かな実績があります。」
コロナ禍においてもアプリ開発で売上増
ウォルマートは売上高世界最大の小売大手として知られており、2019年には独自のステーブルコインや、ブロックチェーンを活用した配送システムの特許申請などを行っている。
新型コロナウイルスパンデミック以降は、日用品や食料品の注文やキャッシュレス決済が可能なウォルマート・アプリの拡大により売上高を大きく伸ばしている。