エルサルバドル政府、ビットコイン410BTCを買い増し
エルサルバドルの現大統領で実業家のナジブ・ブケレ氏が22日、エルサルバドル政府が新たに410BTCの買い増しを行ったことを明らかにした。
今回の買い増しで同政府のビットコイン保有量は1,800BTCを超えたと見られている。
Nope, I was wrong, didn’t miss it.
El Salvador just bought 410 #bitcoin for only 15 million dollars 🥳
Some guys are selling really cheap 🤷🏻♂️ https://t.co/vEUEzp5UdU
— Nayib Bukele 🇸🇻 (@nayibbukele) January 21, 2022
今回こそがビットコイン買い増しの押し目と判断
22日、価格が24時間で約10%下落し410万円台をつけたビットコインだが、ブケレ大統領はTwitter上で、自身の1月中旬の「押し目を逃したかもしれない」とのツイートを引用し、今回こそ買い増しを行うための押し目であるとの見解を示した。
「私は間違っていました。押しを見逃してはおらず、エルサルバドルはたった1,500万ドルで410BTCを手に入れました。」
株価とともに急落する暗号資産市場
ホワイトハウスによる新たな規制の示唆や、ロシア中央銀行による暗号資産(仮想通貨)取引やマイニング禁止の提案などの報道により、暗号資産価格が軒並み下落する中、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気刺激策の大幅な縮小を示唆した事などから、米ハイテク株の売りが止まらず一昨年以来最悪の週となった。
中でもコロナ禍で業績を大幅に伸ばしたネットフリックスは、20%を超える値下がりとなった。
今後ビットコインをはじめとした暗号資産市場に米株式指数の下落がどこまで影響するか注目される。