ヴィアティン三重、地域通貨「ヴィアコイン」の実証実験を開始

ヴィアティン三重、地域通貨「ヴィアコイン」の実証実験を開始

ヴィアティン三重、地域通貨「ヴィアコイン」の実証実験を開始

三重県を拠点とするサッカークラブ「ヴィアティン三重」が21日、ファンマーケティングツール「YELLtum(エールタム)」を導入し、地域通貨として機能するファントークン「ヴィアコイン」を試験的に発行することを発表した。

試合観戦を含んだツアーを実施

ヴィアティン三重は、三重県を拠点に将来のJリーグ入りをめざして活動するサッカークラブで、今回ホームスタジアムのある東員町で地域通貨として機能するファントークン「ヴィアコイン」の試験運用を行う。

東員町は、近年では大豆の栽培にも力を入れ、「マメマチ」として地域活性化にも取り組んでおり、今回の実験では、大豆を原料とした「ソイキャンドル作り」や、「大人ピクニック」、ヴィアティン三重の「試合観戦」などが盛り込まれたモニターツアーを実施する。

モニターツアーは令和4年10月16日(日)、10月30日(日)、11月20日(日)の3回が予定されており、YELLtumへ登録後事前予約可能となっている(各回定員50名)。

YELLtumとは

YELLtum(エールタム)は、株式会社YELLTRONが提供するブロックチェーンを活用したファンマーケティングツールで、プラットフォームを通じて地域通貨として使⽤できるファントークンの発行や、流通させたトークン(地域通貨)のデータ分析基盤等を提供する。ファントークンを通じて地域の活性化や、ファンと地域の結びつきを強め、コミュニティの拡大をサポートする。

ヴィアティン三重は、今回の実証実験を通じ、来年の本格導入を目指していく。

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