福島県飯坂温泉、電子地域通貨「ルーラコイン」の実証実験を開始

福島県飯坂温泉、電子地域通貨「ルーラコイン」の実証実験を開始

福島県飯坂温泉、電子地域通貨「ルーラコイン」の実証実験を開始

福島県飯坂温泉で11日、観光促進型地域デジタル通貨「ルーラコイン」の実証実験が開始された。実験には、国内のブロックチェーン企業SAMURAI Security(サムライ セキュリティ)株式会社が企画支援で参画する。

ルーラコインとは

ルーラコインは、全国の温泉地や観光地をターゲットとした観光特化型のデジタル通貨で、加盟する温泉宿泊施設や飲食店でキャッシュレス決済が可能となる。

利用方法は、公式ページからアカウントを作成し、クレジットカード又はチャージ専用プリペイドカードでチャージを行い、加盟店でQRコードを読み込み支払うことができる。

また、現在リリースを記念した「プレミアムポイント山分けキャンペーン」の第一弾として、2022年2月5日(土)~3月7日(月)の日程で、コインチャージ額の20%のポイントが付与される。

今後の展望

福島県飯坂温泉でのルーラコイン運用の実証実験については、今月5日の兵庫県有馬温泉エリアに続いての開始となっており、近日中に静岡県下田温泉、伊東温泉での展開も予定されている。

今後、利用できる温泉地、観光地を全国100箇所以上に増やすことを目標とし、独自の商品やサービスを提供していきたい考えだ。

また、ルーラコインのトランザクションを管理するブロックチェーン技術を活かしたNFT(代替不可能なトークン)コンテンツの販売なども予定されている。

関連:富良野市、健康都市実現に向け電子地域通貨による実証実験を開始

関連:秋葉原の電子地域通貨「アキコ」、1月26日から運用開始