富良野市、健康都市実現に向け電子地域通貨による実証実験を開始

富良野市、健康都市実現に向け電子地域通貨による実証実験を開始

富良野市、健康都市実現に向け電子地域通貨による実証実験を開始

北海道富良野市が、スマートシティと健康都市の実現に向けた電子地域通貨「デジタル健幸ポイント」による実証実験が開始された。

実験はNTT東日本が主導して行う。

期間中に5万歩達成で1000ポイント付与

同実験は、令和4年2月1日(火)から3月31日(木)まで行われ、スマホで登録した市民先着300名に500ポイント、さらに、期間中目標である5万歩を歩いたことを報告すると500ポイント、計1000ポイント分のデジタル健幸ポイントが付与される。

報告方法については、推奨アプリである歩数計などの画像をアップロードした上で、簡単なアンケートに回答する形だ。

付与されたポイントは、市内の飲食店など32店舗の加盟店で使用することができる。

実験の背景

現在富良野市では、「人生100年時代を見すえ、運動成果を記録し継続することで生きがいを感じる方を増やし、同時に医療費を抑える」ための健幸マイレージ事業を推進しており、スマホを通じた運動データの記録や、デジタル決済の普及などに役立てていく考えだ。

北海道では昨年12月、北海道内全域で使用できるデジタル通貨の普及を目指すQUALITY HOKKAIDO一般社団法人が、設立総会を開催している。

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