フィノバレー、三菱電機と地域通貨及びスマートシティ関連で資本提携

フィノバレー、三菱電機と地域通貨及びスマートシティ関連で資本提携

フィノバレー、三菱電機と地域通貨及びスマートシティ関連で資本提携

デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy(マネーイージー)」を提供する株式会社フィノバレーが、三菱電機株式会社とデジタル地域通貨やスマートシティ/スーパーシティ関連事業に関する資本業務提携を結んだことが明らかになった。

デジタル通貨を軸にしたスマートシティ構想

本提携では、フィノバレーが提供するMoneyEasyを基にしてデジタル通貨基盤と三菱電機の先端技術を組み合わせ、自治体向けの新たなデジタル通貨サービスを開発するとともに、三菱電機のデータ連携基盤と連携させたスマートシティ/スーパーシティ関連システムの構築を目指す。

現在、世界各地でIoTやAIを活用した人口減少など地域ならではの課題への取り組みが行われており、今回の提携を通じて地域活性化やカーボンニュートラルなどに寄与するデジタル通貨サービスを共同開発することで、問題解決に寄与していきたい考えだ。

国内各地のデジタル地域通貨として採用

フィノバレーが提供するMoneyEasyは、地方活性化を目的とした岐阜県飛騨・高山地方のデジタル地域通貨「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」など、国内様々な地域で活用されており、今月7日に開始された静岡県浜松市の観光事業促進などを目的とした実証実験で、電子地域通貨「はまなこPay」のプラットフォームとしても採用されている。

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