浜松市、電子地域通貨「はまなこPay」の実証実験を開始

浜松市、電子地域通貨「はまなこPay」の実証実験を開始

浜松市、電子地域通貨「はまなこPay」の実証実験を開始

静岡県浜松市の浜名湖観光地域づくり協議会が7日、観光事業促進などを目的とする浜松市の電子地域通貨「はまなこPay」を活用した実証実験を開始した。

ポイント付与キャンペーンを実施

はまなこPayは、浜松市内の観光拠点の再生や高付加価値化などを推進するために実施される実証実験のプラットフォームとなるデジタル地域通貨で、株式会社フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy(マネーイージー)」が採用されている。

今回実証実験の第1弾として、【浜名湖かんざんじ温泉『新春夢ぐりお年玉キャンペーン』】が、本日1月7日(金)から令和4年2月20日(日)まで実施され、対象宿泊施設の利用者に対し、デジタル通貨1,000ポイント(1,000円分)が、先着2,000名に贈呈される。

さらに、期間中に抽選で100名に2,000ポイント(2,000円分)の上乗せや、はまなこPayをチャージしたユーザーに対し、先着2,000名に2,000ポイント(2,000円分)を付与するプレゼント企画なども実施する。

利用可能施設は、舘山寺(かんざんじ)温泉観光協会加盟の土産店や飲食店、遊覧船、いちご狩り、日帰り温泉などで、キャンペーンで付与されるポイントの使用可能期間は、宿泊翌日から令和4年2月20日(日)までとなっている。

観光MaaS連携の導入も視野に

はまなこPayの活用を通じ、今後地域コンテンツの連携や活性化に資する仕組みの提供、利用者アンケートなどの取り組みを行うとともに、本実証実験終了後も、地域の一次産品の販売促進や観光MaaS連携の導入に向けた実証実験を検討していくとのことだ。

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