飛騨市、電子地域通貨で子育て給付に独自ポイントを付与

飛騨市、電子地域通貨で子育て給付に独自ポイントを付与

飛騨市、電子地域通貨で子育て給付に独自ポイントを付与

岐阜県飛騨市が、子育て世帯への臨時特別給付金の対象世帯に対し、同地域の電子通貨「さるぼぼコイン」を活用したポイント付与などを行うことが報じられた。

子育て世帯の支援と給付金の活用を促進

岐阜新聞などの報道によると、対象世帯の父母などが、さるぼぼコインにチャージをすると15%分のポイントが付与されるもので、最大で7,500ポイント(上限5万円分)を受け取ることができる。

さらに、ポイント使用した場合、抽選で総額150万円分のポイントが還元される「子育て応援キャンペーン」なども実施される。

飛騨市では、これらの取り組みを通じ、子育て世帯の支援と市内での給付金の活用を図りたい考えだ。

さるぼぼコインを活用した取り組み

さるぼぼコインは、飛騨信用組合が2017年12月から運用を開始し、高山市、飛騨市、白川村のみで利用できる電子地域通貨として浸透しており、「地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例」として大臣表彰も受賞している。

昨年5月には同組合が飛騨市と連携し、国の特別給付金にあわせてプレミアムポイントが付与される「飛騨市がんばれプレミアム電子地域通貨」などの取り組みを、さるぼぼコインを活用して行っている。

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