暗号資産NEMの次世代プラットフォームSymbol、テストネットリセットを実施
暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)のNEMグループが、調整が行われていた次世代プラットフォームSymbolのテストネットリセットと、いくつかのコンポーネントのリリースをアナウンスした。
複数のストレステストに合格
今回新たなバージョンとなるコアサーバーSymbol 0.10.0.5やデスクトップウォレットなどいくつかのコンポーネントがリリースされ、新しいテストネットワークが作成された。これにより、いくつかのパフォーマンスとストレステストが行われ、チェーン上で2,000万を超えるトランザクションが発生している。
Symbolの新たなCLI(コマンドライン インターフェース)とデスクトップウォレットについては数日中にリリースされる予定だ。
なお、旧バージョンのツール(CLI、ブートストラップ、SDK、ウォレットなど)を使用した場合、新しいネットワークに接続できないか、接続するとエラーが発生する可能性があるとのことで、注意を呼びかけている。
ローンチまでは1ヶ月以上かかる見通し
今後、コミュニティによるさらなるテストなどが行われる予定となっており、Symbolローンチまで1ヶ月以上かかる見通しで、権利確定となるスナップショットについても、ローンチ日の確定とともに発表される予定だ。