暗号資産NEMの次世代プラットフォームSymbol、ローンチ日を再度延期

暗号資産NEMの次世代プラットフォームSymbol、ローンチ日を再度延期

暗号資産NEMの次世代プラットフォームSymbol、ローンチ日を再度延期

暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)のNEMグループが、2021年1月14日に予定されていた次世代プラットフォームSymbolのローンチ日について、2月へと延期することが明らかになった。

ストレステストにおいてメインネット上の問題が発覚

公式によると、コア開発者とテストチームによって行われたストレステストにおいて、メインネットに深刻なリスクをもたらす問題が発覚した。この問題については順調に調査が進んでいるが、解決に向けた修正と更なるテストを行うにはある程度の時間が必要で、このままの状態でローンチするのは難しいとの判断から、全会一致で今回の延期の決定に至ったとのことだ。

延期後の正確なローンチ日について数日中に発表するとしているが、最低でも3~4週間の期間が必要であると見られており、これらの期間を確定させるための調査が完了次第随時情報が公開されるようだ。

度重なるローンチ日の延期

Symbolは、セキュリティ強化や処理速度の向上などを目的としたネムの大型アップデートにより、新しく誕生するプラットフォームで、2019年7月から「カタパルト」の旧名称でアップデートがスタートしている。

以前2020年12月17日にローンチが予定されていたが、コア・サーバー、テストネット・パッチ、REST+SDK、ウォレット、ノード・モニタリングなどの複数のバグ修正と検証に時間を要するため、2021年1月14日へと延期になっており、今回のテストネットでの問題発覚により再度ローンチ日が延期となる形となった。