カルダノ(ADA)が分散化に向けたDeFiプロジェクトを発表
カルダノ(ADA)の開発を行うIOHK(株式会社Input Output HK)が、BondlyFinanceと提携し、完全分散化への移行に向けた初となるDeFiプロジェクトを発表した。
今回の提携についてIOHKは、カルダノのスマートコントラクト機能展開の一環として、DeFiプラットフォームを提供するBondlyFinanceとパートナーシップを結び、これはカルダノ初のDeFiプロジェクトとなると述べている。
We’re partnering with @BondlyFinance, which will be the first DeFi project enabled on #Cardano as a part of the roll-out of our smart contract functionality. Our partnership will be a huge step in continuing both companies’ mission to bring decentralized finance to the masses.
— IOHK Media (@IOHKMedia) December 10, 2020
ネットワークの完全分散化に向け
カルダノは今年7月30日、ネットワークの分散化に向けたハードフォーク「Shelley」の実装を行っており、同時にカルダノにおいて、契約締結や履行をブロックチェーンプログラムによって自動的に実行する仕組みであるスマートコントラクトの導入などが進められるGoguen(ゴーグエン)期と呼ばれる開発段階でのアップデートを目指している。
Goguen期の開発が進むことにより、DAppsの開発やネイティブトークンの作成など、カルダノブロックチェーンの活用が急速に進むことが期待されている。
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ホスキンソン氏がDeFiプロジェクトに言及
カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、8月に行ったライブストリーミングにおいて、視聴者からの質問に回答するコーナーの中で「近頃はDeFiに夢中である。」や、「カルダノで行うDeFiのプロジェクトを、もう少し後で正式に発表する予定だ。」など、今回のプロジェクトについて示唆する発言を行っていた。
昨今様々なDeFiプロジェクトが注目を集めているが、カルダノの進出により今後ますます関心が高まっていくものと思われる。