暗号資産取引所Zaif、IEO事業を検討!
国内暗号資産取引所Zaif(ザイフ)を運営する株式会社カイカエクスチェンジは7日、IEO(Initial Exchange Offering)事業を検討することを発表した。
「イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)事業の検討開始のお知らせ」を発表いたしました。
詳細は下記URLをご覧ください。https://t.co/nIhm2UitQR— Zaif (@zaifdotjp) January 7, 2022
Zaifは、同社が提供する暗号資産決済のプラットフォーム「Zaif Payment」を活用した“発行した暗号資産を対価としたサービス”提供のお手伝いも可能であると述べている。
出典: Zaif
IEO(Initial Exchange Offering/イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)
IEOとは暗号資産(ユーティリティトークン)を通じて資金調達を行う仕組みの1つだ。
同じく暗号資産の販売で資金調達を行うICOやSTOとの大きな違いは、取引所が主体となり販売されることだ。
これまで主流であったICOは、企業やプロジェクトが発行・販売を直接行っていたため詐欺コインを掴まされるなどの被害が頻発していたが、IEOは取引所を通して販売されるため取引所の厳しい審査をクリアした信頼度の高いプロジェクトに投資することができることや、その取引所に上場することが約束されているなどといったメリットがある。
国内では昨年7月、Coincheck(コインチェック)が初のIEOを実施し、わずか6分で目標金額9億3,150万円の調達に成功していることからも注目度の高さがうかがえる。
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bitbank(ビットバンク)やHuobi Japan(フォビジャパン)もIEO事業へ意欲的だ。