「Skype(スカイプ)」に投げ銭サービスの「XRP Tip Bot」が利用されるのか
インターネット電話サービスで知られている「Skype(スカイプ)」に仮想通貨XRPを利用した投げ銭システム「XRP TipBot」が利用される可能性がでてきている。
最近、Bitcoinにおけるライトニングネットワーク経由での少額決済が話題となっており、また、Twitterでの少額送金アプリなどでも使われ話題にもなった。
このような流れの中、Skypeにおいても少額決済サービスができるよう要望を求めるコミュニティから、今年3月20日にSkype上の仮想通貨送金および投げ銭機能搭載を求める意見がスカイプのカスタマーフィードバックに投稿された。
このアイディアについてはたくさんの票を集めており、Skypeに寄せられている多くのアイディアの中でも特に支持を受けているトップ10のアイディアにランクインしている。
翌日21日には、Skype側から返答があり、Microsoftがブロックチェーンの導入テストなどを進めている一方、Skypeや他Microsoft製品へ仮想通貨の活用情報は現段階では無いとした上で、引き続きこのアイディアのサポートをして欲しい、そしてSkypeチームと共有するという回答が返ってきている。
そして、4月16日に米大手格付機関であr「Weiss Ratings」の公式Twitter上に以下のツイートした事により再び話題を呼んでいる。
#XRP may soon get integrated into #Skype, picking up access to 300 million users for their XRP #TipBot app to send messages to users. XRP TipBot already can be used with #Outlook, #Reddit, #Twitter, #Gmail. #moreAdoption
— Weiss Ratings (@WeissRatings) 2019年4月16日
仮想通貨XRPは、近い将来Skypeで導入されるかもしれない。実現すれば、300億人のユーザーがXRPアプリを利用できることとなる。XRP TipBotはすでにOutlook、Reddit、ツイッター、Gmailなどで導入されている。
「XRP Tip Bot 」はXRPを用いて少額送金を行えるアプリで、同サービスのiOS・Androidアプリもリリースされている。
気軽にXRPを使って送金を行うことができるアプリとしても高い評価を得ていることもあり、Skype上で使われれば利便性が高まるのと認知度が高まることにも繋がるだろう。
Skypeを提供しているMicrosoft社は、仮想通貨やブロックチェーン技術に対し前向きな姿勢をとっており、同社の創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏が創設した世界最大の慈善基金団体「ビル・メリンダ・ゲイツ財団」はリップル社などとも提携を結んでいる。
また、Googleでは、Chromeの拡張機能として、仮想通貨をメールに添付して送信できる機能「MoneyMessage(マネーメッセージ)」を提供しているが、この機能も「XRP Tip Bot」を活用している。
マイクロペイメントは今後、様々なところに導入される事もあり、仮想通貨決済はさらに普及され身近なものへと進化していく事が考えられます。