ニューヨークの規制当局がリップル(XRP)のカストディを承認!
ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)は、保管および上場のために承認された暗号資産(仮想通貨)の最新リストを発行しました。
先週3日に更新されたリストには、ニューヨークを拠点とする企業が保管(カストディ)することを許可されている10の暗号資産と、上場を承認された8つの暗号資産が含まれています。
カストディと取引のリストの両方のグリーンリストで承認されているのは以下の8つの暗号資産です。
- Binance USD(BUSD)
- Bitcoin(BTC)
- Bitcoin Cash(BCH)
- Ethereum(ETH)
- Paxos Standard(PAX)
- Gemini Dollar(GUSD)
- Litecoin(LTC)
- Pax Gold(PAXG)
そして、保管(カストディ)のみが承認されており、上場が承認されていない2つの通貨が以下となる。
出典:NYDFS 「グリーンリスト」左側が保管(カストディ)銘柄で、右側が上場銘柄
「グリーンリスト」とは、これまで承認した暗号資産(仮想通貨)銘柄を掲載しているリストで、ビットライセンスを持つ仮想通貨取引所はNYDFSが導入した自己承認プロセスを通して、上場した銘柄を「グリーンリスト」に掲載することができる。他の取引所はそれを参考にして、上場を行いやすい環境が整うという。
リップル(XRP)が取引上場を承認されていない理由についての公式情報はまだありません。しかし、今年3月にRippleのCEOであるBrad Garlinghouse氏は、XRPトークンに関するICOによる会社に対する訴訟で詐欺の罪で告発されています。
このことが影響しているならば、XRPの法的地位と、トークンがアメリカの法律から安全であるかどうかの問題で役割を果たしているかどうかが考察されていることになる。