ビットコインETF、世界初承認!HashdexとNasdaqの提携により実現!
ブラジルの暗号資産(仮想通貨)に特化したリソースマネージャーであるHashdexが、アメリカの証券取引所ナスダック(Nasdaq)と提携し、世界初のビットコインおよび仮想通貨ETF(Exchange Traded Fund/上場投資信託)を立ち上げることが明らかになった。
現地メディアInfomoneyの報道によると、バミューダ証券取引所が18日に「Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF」というビットコインETFの上場承認を発表し、300万株(クラスE)の発行が予定されているという。
また、ローンチについての詳細はまだ未定だが、2020年末頃に公開する予定であるという。
ビットコインETFに関する試みは、これまでいくつもの企業が申請しているが、米SEC(証券取引委員会)による承認審査で却下されている。
2017年3月に初のETF申請をしたウィンクルボス兄弟をはじめ、シカゴ・オプション取引所(CBOE)、ビットワイズ(Bitwise)、ヴァンエック(VanEck)などが申請したが、仮想通貨の市場操作の恐れや、仮想通貨市場の監視共有体制が不十分である点など、未成熟な業界であることが問題視されていることが非承認になった理由だ。
HashdexのCEOであるMarcelo Sampaio氏は次のように述べている。
「このプロセスは、このセグメントへの機関投資家の参入も加速するはずです。
それはますます具体的になる傾向です。」
これまでも、ビットコインETFの承認による機関投資家の参入が期待され動向が注目されていたため、今回の発表が市場にどのような影響を与えるのか注目が集まります。