グレイスケール、暗号資産関連投資信託をSECに申請

グレイスケール、暗号資産関連投資信託をSECに申請

グレイスケール、暗号資産関連投資信託をSECに申請

 

暗号資産(仮想通貨)運用世界最大手の米グレイスケール(Grayscale Investments)が、暗号資産関連の投資信託商品Grayscale Digital Large Cap Fundに関する登録届出書を米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかになった。

暗号資産主要5銘柄からなる投資信託商品

グレイスケールの発表によると、SECへの提出が義務付けられている企業活動の年次報告書で日本の有価証券報告書にあたるForm 10-kを提出し、その中で2018年から運用が開始されているGrayscale Digital Large Cap Fund(GDLC)について報告を行い、公式に登録届出書を提出したとのことだ。

Digital Large Cap Fund(GDLC)は通貨バスケット選択型の投資信託で、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、チェーンリンク(LINK)の主要暗号資産5種から構成される商品だ。

グレイスケールでは既にGrayscale Bitcoin TrustGrayscale Ethereum TrustをSECに登録しており、今回3番目となる投資信託商品の登録を目指す。

投資商品のさらなる拡大を目指す

グレイスケールは今年2月、ユニスワップ(UNI)、ヤーンファイナンス(YFI)などのDeFi関連暗合資産を含む23銘柄について新たに取扱を検討していることを発表しており、新規投資商品の追加を行っていく方針だ。

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