北米初のビットコインETF、2日間で4億ドル超の取引
今月11日に承認された北米初となるビットコインETF「Purpose Bitcoin ETF」のAUM(運用資産残高)が、18日の取引開始後から2日間で4億2180万ドル(約440億円)に達したことが明らかになった。
AUMは今週末10億ドルに達する見込み
ブルームバーグのアナリストEric Balchunas氏によると、カナダを拠点とする投資ファンドPurpose Investmentsが、カナダ最大の規制当局であるオンタリオ州証券委員会(OSC)から北米初となる承認を受けたPurpose Bitcoin ETF(BTCC)が予想以上に注目を集めており、AUMは今週末までに10億ドルに達する可能性があると述べた。
追従のビットコインETFを大きく突き放す
カナダではPurpose Bitcoin ETF(BTCC)に続き、16日にETFプロバイダーのEvolve Funds GroupによるEvolve Bitcoin ETF(EBIT)が、さらに18日にはCI Financiaの子会社CI Global Asset ManagementによるCI Galaxy Bitcoin ETF(BTCX)がOSCから承認を受け、トロント証券取引所(TSX)にて取引が行われている。
しかしながら、Eric Balchunas氏によると、最初に承認を受けたPurpose Bitcoin ETFの勢いが凄まじく、24時間遅れで取引を開始したEvolve Bitcoin ETF(EBIT)と比較し、ツイート時点で26倍もの取引を行っており、「一番最初に承認を受ける優位性が非常に大きく、発行者はこのために数百万ドルを費やしている」と述べた。