暗号資産とブロックチェーンを漫画で楽しく理解する|スペイン
スペインのブロックチェーン関連企業Crypto Birdsの創設者であるエンジニアCarlos Martín(カルロス・マルティン)氏は、一般大衆向けに暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン技術の理解を深める漫画を発表した。
出典:Crypto Birds
スペインメディアのスールデマラガによると、カルロス・マルティン氏は、メディアや若者には浸透しつつある「ブロックチェーン技術」を一般大衆への理解を深めるために「MR.META“暗号通貨とブロックチェーン技術の世界での冒険”」という漫画を出版したという。
著名なカタロニアの漫画家であるゲルマントーレスが98ページにわたって描くこの漫画は、暗号資産(仮想通貨)の取り扱い、歴史やその背後にあるブロックチェーン技術について楽しく理解できる方法で広めていくとし、「これは、次の10年で私たちの世界に革命を起こすことを目的としています。」と、マルティン氏は説明する。
マルティン氏は、先月ベレスマラガの書店で催された「MR.META」のプレゼンテーションについて、「コロナウイルスによる状況にもかかわらず、世間の反応は素晴らしかった。」と述べている。
デジタル通貨はお金の未来
ヨーロッパでは週を追うごとにデジタル通貨への注目が高まっている。
BitFlyer Europeが実施した調査によると、「時々異なる意見があるが、“デジタル通貨はお金の未来である”という根本的な結論は同じままである」と分析は明らかにした。
中でも、スペイン国民の49%が「新しい有効な暗号通貨を使用する意思がある」とスペインのIE大学が1月に発表した調査で明らかになっており、関心の高さが伺える結果となっている。