Braveとも提携の「BTS」所属事務所が上場、時価総額は一時1兆円超に

韓国出身のK－POP男性アイドルグループBTS（防弾少年団）が所属する芸能事務所ビッグヒットエンターテインメントが本日15日、ソウルの韓国取引所に上場、取引開始直後から株価は大幅に上昇した。

公募価格の13万5千ウォンに対し、約2.6倍の35万1千ウォンまで上昇し、時価総額は一時11兆8,800億ウォン（約1兆900億円）に達した。

BTSは、今年8月に発表したDynamiteなど、米音楽チャート「ビルボード」のHOT100チャートで1位、2位を独占、また、10月初週のYouTubeチャートでも首位を獲得するなど、世界的に高い人気を博している。

今年6月には、国内取引所でも取り扱いが増えているBasic Attention Token（ベーシックアテンショントークン/BAT）をネイティブトークンとするウェブブラウザBraveと提携し、ウェブ限定のスペシャルムービーや「期間限定BTSの特製ホーム画面」などを公開した。

韓国市場においては9月10日、ブロックチェーンプロジェクトKlaytn（クレイトン）を主導する韓国のインターネットサービス大手カカオグループのゲーム部門「カカオゲームズ」が、韓国新興のコスダック市場に上場。

上場前の公募枠に対し1,500倍の申し込みが殺到し、取引開始から2分後には制限値幅の上限である6万2,400ウォン（公募価格の2.6倍）に達し、時価総額は4兆5,680億ウォン（約4,100億円）となった。