アジア初、NFTをテーマにしたドラマシリーズの制作が決定

アジア初、NFTをテーマにしたドラマシリーズの制作が決定

アジア初、NFTをテーマにしたドラマシリーズの制作が決定

香港のATV(亜洲電視)からスピンアウトした制作投資会社AMMグローバルが、フェニックスウォーターズプロダクションと提携し、アジア初となるNFTドラマシリーズ「Crypto Keepers(クリプト・キーパーズ)」の制作を発表した。

NFTで様々なデジタルコンテンツが収集可能に

エンタメ系メディアVarietyの報道によると、Crypto Keepersは2022年の配信を予定しており、全12回のエピソードを、世界各地で英語や広東語で撮影されるとのことだ。

このドラマシリーズは、NFT(代替不可能なトークン)として開発され、視聴者はストーリー内のシーン、キャラクター、小道具などを、デジタルコンテンツとして収集することができるという。

これについてAMMのシニアエグゼクティブであるBizhan Tong氏は次のように説明している。

「コンセプトアートのロック解除からキャラクターの収集、さらにはその最も印象的なシーンのいくつかなど、NFTを使用した機能を組み込んでいます。」「その他の用途には、スクリプト、小道具、及びあらゆる種類の収集可能なアーティファクトの収集が含まれます。」

ドラマ本編では、ビットコインのようなデジタル通貨を作成するために、アメリカの銀行家チームと香港の若者グループが競い合う姿などが描かれるとのことだ。

史上初のブロックチェーンアニメ

今年5月には、米TV制作会社大手FOX Entertainmentが、NFT関連会社であるBlockchain Creative Labsの設立とともに、ブロックチェーンを活用したアニメシリーズKRAPOPOLISの制作を発表している。

同社によるとKRAPOPOLISは、「完全にブロックチェーンでキュレーションされた史上初のアニメシリーズ」としている。

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