カナダで4つ目となるイーサリアムETFがトロント証券取引所に上場
カナダ最大手のデジタル資産投資会社3iQ Digital Asset Managementが23日、カナダ国内で4つ目となるイーサリアムETF（上場投資信託）を上場し、トロント証券取引所（TSX）で取引を開始したことを発表した。
3iQ CoinShares Ether ETF ($ETHQ) Now Trading on TSXhttps://t.co/4bX8IH85P5 pic.twitter.com/iWLQrrumyP
— 3iQ Digital Asset Management (@3iq_corp) April 23, 2021
カナダで4番目となるイーサリアムETF
今回上場が発表されたイーサリアムETFは、ヨーロッパ最大手デジタル資産投資会社CoinSharesと提携して申請されたもので、「3iQ CoinShares Ether ETF（ETHQ）」の名称で取引が開始されている。
CoinSharesは今月6日、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）の投資商品に次ぐ、Litecoin（ライトコイン）に裏付けられたETP（上場投資商品）「CoinShares Physical Litecoin（LITE）」の提供を発表している。
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3iQのCEOであるFred Pye氏は次のようにコメントしている。
「この新しいETFフォーマットの導入は、イーサリアムに効率的に投資する別の方法を提供します。この分野での3iQの経験と知識は、ETF投資家がこの新しいテクノロジーに投資しながら目標を達成するのに役立つと信じています。このETFは、CoinSharesとの3iQのパートナーシップをさらに強固なものにします。」
ビットコインETFに続き3つのイーサリアムETFが上場
カナダ国内では今年2月、北米初となるビットコインETFが承認されたのに続き、今月20日からPurpose のETHH、Evolve Funds GroupのETHR、CI Global Asset ManagementのETHXの3つのイーサリアムETFが既に取引を開始しており、ETHQはこれらに次ぐ商品となる。
北米での暗号資産（仮想通貨）ETFの相次ぐ承認により、一部では現在審査中となっている米国でのビットコインETFの実現に影響を及ぼすことも期待されている。