水戸ホーリーホック、ファントークン及び地域通貨「ホーリーコイン」を発行

水戸ホーリーホック、ファントークン及び地域通貨「ホーリーコイン」を発行

水戸ホーリーホック、ファントークン及び地域通貨「ホーリーコイン」を発行

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属の水戸ホーリーホックが29日、チームのファントークン及び地域通貨としても利用することができる「ホーリーコイン」を発行することを発表した。

ホーリーコインの概要

ホーリーコインは、チームのファントークンや、地域通貨として機能するデジタル通貨で、canow 株式会社が運営するファンマーケティングツール「YELLtum」を通じて発行される。

保有者の特典としては、公式戦開催日に限定イベントへの参加や、スタジアム内での飲食やグッズ購入ができる他、水戸市内の加盟店でのクーポン利用や決済を通じて、水戸ホーリーホックを間接的に支援することが可能となる。

ホーリーコインの発行は10月10日(日)より開始され、同日開催される2021明治安田生命J2リーグ 第33節 ザスパクサツ群馬戦では、ファン・サポーター向けのホーリーコイン特設ブースの設置やキャンペーンが企画されるとのことだ。

ホーリーコイン専用WEBサイトは10月上旬の公開を予定している。

ホーリーコイン発行の背景

水戸ホーリーホックは、ファンの満足度向上やクラブの収益性向上を目指して、SFA(営業支援システム)ツールの導入や、スタジアムでの観客データを分析する実証実験を進めるなど、デジタルの活用を積極的に進めており、同時に加盟店の増加による地域活性化と、新たな収益源の創出を目指していく考えだ。

今年8月には、北九州市を拠点とし、同じくJリーグに所属するギラヴァンツ北九州が、YELLtumを通じたファントークン「ギラコイン」の発行を発表しており、今後もファンエンゲージメントと地域活性化を目指した新たな独自トークンが増えていくものと思われる。

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