Chilizのファントークン、大手暗号資産取引所上場後価格が急騰!
ブロックチェーンによるエンターテイメントでのファンエンゲージメントプラットフォームを提供するChilizが発行する、強豪フットボールクラブチームパリ・サンジェルマン($PSG)とユベントス($JUV)のファントークンが21日、大手暗号資産(仮想通貨)Binanceなどに上場し、同日中に価格が198%の上昇を見せた。
Binanceなど3つの大手取引所に上場
21日$PSGと$JUVの二つのトークンが上場したのは、世界最大手暗号資産取引所であるBinanceの他、トルコ大手取引所Paribuと韓国大手取引所Upbitの3ヶ所で、これら3つの取引所を合わせた取引高は、$PSGは1.2億ドル、$JUVは1.5億ドルに達した。
時価総額はそれぞれ$PSGが5,100万ドル、$JUVが4,600万ドルとなり、全てのファントークンの時価総額の合計額が1.51億ドルとなった。また、過去24時間での全てのファントークンの取引高は3億ドルに上った。
上場後価格が約200%の急騰
上場から24時間で$PSGの価格は198%の上昇を見せ32.75ユーロ(約4,100円) となり、ローンチ価格の2ユーロからおよそ16倍の上昇となった。$JUVは113%の上昇を見せ、ローンチ価格から14倍の28ユーロ(約3,500円) に達するなど、両トークンともに価格の急騰が見られた。
Chilizとその独自アプリSocios.comの 創設者兼CEOである Alexandre Dreyfus氏は、今回の上場について次のようにコメントしている。
「世界規模のクラブチームの公式ファントークンが世界最大級の暗号資産取引所で取引されることで、トークンの可視化、そして流動性と取引量の向上が期待されます。多くのスポーツチームがファントークンを発行し、このトレンドに続いていくでしょう。」
Chilizではパリ・サンジェルマン、ユベントス以外の強豪フットボールクラブチームの他、UFC、PFLなどの総合格闘技団体、OGなどのeスポーツチーム等プロスポーツを中心に様々なチームがパートナーとして参加しており、今後も業界や国、地域の幅を広げていく考えだ。
今月17日には、東京を拠点とするマーケティング企業canow株式会社がChilizの独自アプリSocios.comのアジア初となる事業パートナーとなり、日本を中心にアジアへの事業展開を推進していくことを発表していた。