スポーツファントークンのSocios.comが日本・東南アジアに進出
東京を拠点にデジタル資産の活用やマーケティング事業を専門とするcanow株式会社が、ブロックチェーンによるエンターテイメントでのファンエンゲージメントプラットフォームを提供するChilizの独自アプリSocios.comと提携し、日本・東南アジアへ展開することを発表した。
日本を中心としたアジアへの事業開拓
Socios.comは、ブロックチェーンを活用したファントークンなどによるファンエンゲージメントプラットフォームを提供しており、パートナーとしては、FCバルセロナ、アトレティコデマドリード、パリサンジェルマン、ユベントス、ASローマ、ガラタサライ、CAインデペンディエンテ、アポロンリマソルなどの強豪フットボールクラブチームや、UFC、PFLなどの総合格闘技団体、OGなどのeスポーツチーム等プロスポーツを中心に様々なチームが参加している。
今回東京を拠点とするcanowがアジア初の提携パートナーとして、日本を中心としたアジアへの事業開拓を推進していくとのことだ。
Socios.comのスポーツファントークン
ユーザーはファントークンを所有することで、応援するチームの決定事項に関与したり、イベントへの参加や限定の報酬などを獲得することが可能となる。
また、今後プラットフォーム上で受け取ることのできる報酬ポイントのリーダーボード機能や、チャット機能、ゲーム機能などもリリースされる予定となっている。
今年10月には、キプロスのファーストディビジョンクラブApollon Limassol(アポロン・リマソール) FCが、トークン保有者の投票によりフォーメーションと出場選手を決定し、チームは勝利を収め、試合中にファントークンの価格が上昇するという事例も見られた。
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Socios.comでは2021年までに新たに50以上のパートナーの参加を予定しており、今後も業界や国、地域の拡大を目指していく考えだ。
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