米仮想通貨カストディ企業BitGoが機関投資家向けの仮想通貨レンディングサービスを開始!
米国の大手仮想通貨カストディ企業BitGo(ビットゴー)が3月5日から機関投資家向けの仮想通貨レンディングサービスを開始することを発表した。
BitGo launches institutional digital asset #lending services to its institutional clients. Built by a Wall Street team that understands institutional investing. https://t.co/KF9oVPvwRm #digitalassets #financialservices #Institutionalinvestors pic.twitter.com/u0HjeuaXa6
— BitGo (@BitGo) March 5, 2020
このレンディングサービスは、機関投資と顧客のニーズを理解しているウォールストリートチームによって構築されました。
BitGoはサービス開始に向け、数か月間もの間レンディング機能のベータテストを行い、主要な機関と緊密に連携して、サービスの改善と改良を行いました。
BitGoの金融サービス責任者であるNick Carmi(ニック・カルミ)氏は、レンディングサービスを構築する上での目標やビジネスモデルについて次のように述べている。
「当社の目標は、従来の金融市場での貸し出しビジネスに似た貸し出しビジネスを構築することでした」
「大量かつ低利益のビジネスには興味がありません。クライアントとの深い関係を構築し、クライアントの価値を高め、長期的で持続可能なビジネスを構築しています。」
BitGoのレンディングサービスには、担保ローン、クライアント毎にカスタマイズされた詳細なレポート、BitGoのカストディ機能と連携した機能などがあると説明している。また、同サービスは15種類以上の仮想通貨や法定通貨をサポートしているという。
BItGoは、SOC 2 Type 2認定を取得しており、最高クラスのセキュリティでサービスを提供する。
BitGoのCEOであるMike Belshe(マイク・ベルシュ)氏は次のように述べている。
「BitGoは、革新、セキュリティ、クライアントサービスで業界をリードすることで定評があり、現在、その専門知識をBitGo Lendingに拡大しています」
次々と事業を拡大しているBitGoは、2月にスイス法人BitGo GmbHとドイツ法人BitGo Deutschland GmbHを立ち上げ欧州に進出、さらにはSTOプラットフォームHarbor(ハーバー)を買収するなど、シェア拡大に向け精力的に新たな事業を展開している。