米仮想通貨カストディ企業BitGoがSTOプラットフォームHarborを買収!
米国大手仮想通貨カストディ企業BitGo(ビットゴー)がSTOプラットフォームHarbor(ハーバー)を買収したことを発表した。
BitGo is acquiring Harbor! This acquisition extends BitGo’s capabilities to address a wider class of #digitalassets for institutional investors. https://t.co/76zr6VRH4G @harbor @mikebelshe #Institutionalinvestors pic.twitter.com/tGNssX0y1P
— BitGo (@BitGo) February 18, 2020
これには、ブローカーディーラーおよびトランスファーエージェント企業といったHarborの子会社も含まれる。
この買収により、BitGoは機関投資家向けの幅広いデジタル資産に対応し、あらゆる分野でのデジタル資産ソリューションを提供することが可能となる。
Harborは2019年11月、米国の規制当局であるFINRAやSECによるブローカーディーラーのライセンスと、トランスファーエージェントのライセンスの両方を取得した、初のブロックチェーン企業である。
HarborのCEOジョシュア・スタイン(Joshua Stein)氏は、次のように述べた。
「Harborは、デジタル証券のライフサイクルのための補完的な技術スタックと、デジタル資産ブローカーディーラーおよび転送エージェント子会社を通じた重要なサービス機能をBitGoに提供します。」
また、両社は、買収以前から協力関係にあったようだ。
BitGoのCEOマイク・ベルシュ(Mike Belshe)氏は次のように述べている。
「最終的には参加者がデジタル通貨の信頼できるフルスタックソリューションを必要とすると考えており、現在、BitGoは市場の発展に合わせて制度上の要件に対応できるようになっています。」
「ハーバーの設立以来、BitGoは重要なパートナーでした。BitGoビジネスウォレットとBitGo Custodyをハーバーのサービスに統合するために緊密に協力しました。」
BitGoは、ビットコイン(BTC)の全てのトランザクションの20%超を処理し、250を超えるコインとトークンをサポートする大手仮想通貨カストディ企業であり、先日欧州への進出を発表したばかりだ。Harborを買収したこしたことにより、シェア拡大に拍車がかかることは間違いないだろう。