Flare Networkが暗号資産ステラルーメン(XLM)の統合を発表
Ripple社が出資するFlare NetworkのF-assetプロトコルに、新たに暗号資産(仮想通貨)ステラルーメン(XLM)が統合されることが発表された。
Flare will be integrating $XLM as an F-Asset, bringing XLM to scalable smart contracts and a trustless gateway to #Stellar. Decentralisation is far too important for maximalism. Ecosystems must be united. @stellarorg #UnlockingValue
— Flare (@FlareNetworks) February 25, 2021
F-assetとは
Flare Networkは、イーサリアム仮想マシンを使用するスケーラブルなスマートコントラクトプラットフォームで、任意のトークンをF-assetとして統合することにより、両方のネットワークにスマートコントラクトユーティリティをもたらすことが可能となる。
今回統合されたステラルーメン(XLM)は、F-Assetプロトコルを使用して、Flare Network上で1:1の割合でFXLMとして生成される。
F-Assetプロトコルに統合されるメリットとしては、スマートコントラクトの恩恵の他、ユーザーのF-Assetsの保有価値の比率に基づいて報酬プールからFlare のガバナンストークンであるFLRを獲得することができる。また、FLRを担保にしたネットワークへの参加者が増えることで、Flare Networkの流動性向上も期待される。
XRP、LTC、DOGEの統合を既に決定
Flareコミュニティは先月までに、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ドージコイン(DOGE)の統合を既に決定しており、それぞれFXRP、FLTC、FDOGEとして生成される。ユーザーはこれら4種のF-Assetsを保有することで、Flare Network上の流動性プールの利用やイールドファーミングなどのネットワークに参加することが可能となる。
Flareコミュニティは今後もエコシステムに追加するトークンの数を増やしていく考えだ。
なお、Flare NetworkによるXRP保有者へのSparkトークン付与の日程が先日発表されており、2021年の5~6月頃を目途に行われる予定となっている。