Facebook、社名を「Meta」に変更 NFTサポートも
Facebook(フェイスブック)が28日、メタバース(仮想空間)の開発強化などを視野に、社名を「Meta」に変更することを発表した。
SNSとしてのFacebookの名称はそのまま使用される。
メタバース構築なども包括した新たなブランドへ
Metaが実現を目指すメタバースとは、オンライン上で仕事、遊び、学び、買い物、創作活動などを楽しむことができる仮想空間で、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)の開発を通じて今後10~15年をかけて構築していくという。
マーク・ザッカーバーグCEOによると、同社の提供するプラットフォームとテクノロジーをすべて包括した新しいカンパニーブランドとしてMetaへと改名したとのことだ。
今後NFTのサポートにも注力
Metaは、今後提供するメタバースにおいてNFT(代替不可能なトークン)をサポートすることも発表しており、メタバース部門責任者のVishal Shah氏は今後について次のようにコメントしている。
「NFTのような限定版のデジタルオブジェクトを誰もが簡単に販売でき、自分のデジタルスペースに展示したり、別の人に安全に転売することも可能になる。」
Metaの発表を受け、イーサリアムブロックチェーン上の仮想空間を構築するプロジェクトDecentraland(ディセントラランド)の独自トークンMANAの価格が、一時1.4ドルを超えるなど60%以上高騰した。
出典:coinmarketcap