みずほ銀行がデジタル・リモートサービス拡充を促進!通帳発行手数料新設など
株式会社みずほ銀行が8月21日、「通帳レス」、「印鑑レス」、「ペーパーレス」を軸とした「デジタル・リモートサービス」の強化・拡充を目指す新たな取り組みを発表した。
みずほ銀行の発表によると、ユーザーの利便性向上や、新型コロナウイルスのパンデミックによる「新しい生活様式」への対応、デジタル・リモートサービスの強化・拡充などを目的とし、店舗や紙での取引に係る手数料の改定やオンラインサービスの提供、手続きのデジタル化などに関する下記の取り組みが行われる。
みずほ e-口座の取り扱い開始
2021 年 1 月 18 日を目途に、紙ベースの通帳を発行しない「みずほe-口座」の取り扱いを開始。取引明細については、オンラインで最大10年間分を確認することができるサービス「みずほダイレクト通帳」が提供される。
みずほe-口座の取り扱い開始後に口座新設を行い、かつ70歳未満のユーザーについては、通帳発行、繰越時に1,100円の通帳発行手数料が新たに徴収されることとなった。
ペーパーレスの店舗取引開始
2020年10月から、個人の顧客の店舗取引について、印鑑の捺印や通帳の掲示、申込書等の記入を必要としない、タブレット端末で取引が完結する方式へと段階的に移行する。
出典:みずほ銀行
その他、印鑑レス・ペーパーレスで利用できる「でんさい」の振出取引を利用する新規顧客を対象に、手数料の1年間半額や、「みずほ電子契約サービス」を初めて利用する法人の顧客を対象としたキャッシュバックキャンペーンなどを行う。
みずほ銀行は今月5日、八丈島のキャッシュレス化を起点に、デジタルテクノロジー等の社会実装を通じた地域課題の解決を図る「スマートアイランド化」の実現に関する協定の締結を発表しており、キャッシュレス化やデジタル化の普及に向けた動きを強めている。