仮想通貨の世界は、専門用語が当たり前のように飛び交っています。目にする機会が多い用語を厳選して、は行~わ行までを紹介していきます。
今後、追加もしていきますので、いつでも閲覧してください。
は行
ハードキャップ
ICOの上限調達金額のこと。1000万ドルをハードキャップに設定しているICOプロジェクトの場合、1000万ドルに到達したタイミングでそのコインを購入する事ができなくなります。
ハードフォーク
スケーラビリティの問題などの解決をするために、互換性を持たないブロックチェーンの分岐を行う事。ビットコインから発生したハードフォークの例として、ビットコインキャッシュなどがある。
burn
発行されている通貨を一定量消滅させて、流通量を減らす事。流通量が減少すれば希少性が増すため、価格の高騰が起きやすくなる。
Binance
世界最大の取引量を誇る、中国の仮想通貨取引所。取り扱っている通貨の種類は120種類以上にも及ぶ。
ハッシュレート
マイニングを行う速度の事。ハッシュレートが高い程、マイニングで得られる報酬も高くなる。
パブリックチェーン
ビットコインのように非中央集権型で、公開されているネットワーク。パーミッションレスかつトラストレスなネットワーク参加者が協力し合う事で、ブロックチェーンを管理しながらインセンティブを得ている。
半減期
発行上限が定められている仮想通貨において、一定周期ごとにマイニング報酬が減る仕組みの事。これによって供給量が減ってインフレを防ぐ事ができ、価格が高騰しやすくなる。
P2P
「Peer to Peer」の略で、専用のサーバーを介することなく接続されたコンピュータ同士がコミュニケーションを取れるネットワークの事。
秘密鍵
口座の所有権を証明する暗号のようなもの。もしもこれが漏洩するとハッキングを受けるリスクが高まってしまうので、厳重な管理が必要。
プライベートチェーン
中央管理者を置くことで、特定の企業や団体が運営しているブロックチェーン。管理者によってブロックチェーンの仕様変更や、過去のトランザクションの取り消しを行える。
ブロック
仮想通貨の取引記録をまとめたデータのことで、マイニングの単位でもある。
ブロックチェーン
非中央集権の分散型台帳技術で分散型ネットワークの事を指している。取引記録であるブロックが数珠のように連なっているため、ブロックチェーンと呼ばれている。
PoW
仕事の証明を意味する「Proof of Work」の略で、ビットコインの運用のために定められたルールの事。マイナーはPoWに成功すると、報酬を得られるようになっている。
PoS
保有による証明を意味する「Proof of Stake」の略。通貨の保有量・保有期間によってブロックの承認比率が変化し、新規発行の仮想通貨がもらえる仕組みの事。
PoL
重要性を意味する「Proof of Importance」の略。通貨の保有量や取引量に応じて、報酬が発生する仕組みの事。
ホットウォレット
スマートフォンやブラウザ上のアプリケーションによるウォレット。すぐに送受信が可能など利便性に優れているが、ネットワークに繋がっているためセキュリティ面に不安が残る。
ボラティリティ
価格変動の激しさを現すバロメーターの事。この値が大きければ大きいほど、ハイリスク・ハイリターンとなる。
ホワイトペーパー
ICOなどで新規発行される、仮想通貨の企画書や説明書のようなもの。プロジェクトの目的や用途に加え、今後の展望について記されている場合もある。
ホワイトリスト
金融庁に認可された取引所が扱う仮想通貨の事。ブラックリストとは逆に、注意の必要がない安全な対象であることを意味する。
ま行
マイニング
仮想通貨の取引記録をブロックチェーンに追記する際に、過去の取引履歴のデータの整合性を取りながら取引の承認や確認作業を行うこと。マイニングはマイナーと呼ばれ、マイニングに成功したマイナーには報酬が支払われる仕組みとなっている。
マイニングファーム
企業や組織がマイニングを行う為に設置した大規模な施設、または敷地の事。
マイニングプール
複数名で協力して、チーム単位でマイニングを行う事。CPUの性能に応じたマイニングの貢献度によって、対価が支払われるようになっている。
Mt.Gox
ピーク時にはビットコインの取引量70%を占めていた仮想通貨取引所。2014年に大量のビットコインと預かり金が消失したことで、事実上の経営破綻に追い込まれる事件が起きた。
マスターノード
仮想通貨の取引機能を手伝う役割を持つノードのこと。マスターノードを設置して動かすことで、マイニングと同様に通貨が報酬として支払われる仕組みになっている。
マルチシグ
マルチ・シグネチャの略で、複数署名の技術の事。複数の秘密鍵を割り当てることで、セキュリティを向上させられるという仕組み。
や・ら・わ行
ライトニングネットワーク
ブロック外での独自のネットワークでの取引を可能にする技術の1つ。マイナーへの手数料が安くなる、送金スピードが上がる、少額送金が可能になるなどのメリットがある。
リブランディング
すでに構築済みのブランドを新たなブランドとして立ち上げる事。仮想通貨の場合は通貨名やロゴを一新することで、注目を浴びて価格が高騰することがある。
レンディング
保有している仮想通貨を一定期間貸し出すことで、利息を得て儲ける仕組みの事。
ロックアップ
仮想通貨を大量保有している企業や投資会社が、一定期間市場で売買できなくなる仕組みの事。リップル社は価格の暴落を不安視するユーザーの為に、XRPをロックアップする事を発表した。