OKCoinがシンガポールにオフィスを開設、新たにシンガポールドルをサポート

OKCoinがシンガポールにオフィスを開設、新たにシンガポールドルをサポート

OKCoinがシンガポールにオフィスを開設、新たにシンガポールドルをサポート

184か国でサービスを提供する大手仮想通貨取引所「OKCoin」が、法定通貨の受け入れ拡大で米ドルとユーロに続き、新たにシンガポールドル(SGD)のサポートと、シンガポール国内にオフィスを開設することを発表した。

金融先進国シンガポールへ進出

OKCoinは世界中の政府や規制当局と協力しつつ、グローバルな市場の拡大を目指し、その一環として今回のシンガポールドルのサポートとオフィスの開設に至った。同社の新しいCEOであるHong Fang氏は次のように述べている。

「暗号通貨をシンガポールドルで取引するための安全で信頼できる方法を探しているシンガポールのトレーダーから大きな需要があり、現地の規制とポリシーに完全に準拠する方法で市場に参入できることを誇りに思います」

「真にグローバルな暗号通貨市場を作成するつもりであるため、ユーロと米ドルとともにシンガポールドルをサポートすることは、当社の目標に向けた重要なステップです。」

また、シンガポール当局による明確な規制基準や、地方自治体の積極的な取り組みなど、シンガポール国内での仮想通貨コミュニティの急速な成長も非常に重要視しているとのこと。

最古の仮想通貨取引所の一つ「OKCoin」

OKCoinは、2013年に中国でStar Xu氏によって設立され、中国3大取引所の一つとして数えられていたが、中国規制当局による仮想通貨事業への取り締まりの強化なども影響し、現在はサンフランシスコに本社が置かれている。

マルタや日本など海外に多数のオフィスも構えており、今後も規制基準に準拠した世界展開を目指している。