GMOインターネットグループ、NFTマーケットプレイス「アダム byGMO」提供へ
GMOインターネットグループがNFT(ノンファンジブルトークン)市場に参入することを明らかにした。
GMOインターネットグループは2017年5月より暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコイン、同年12月にはマイニング事業を開始、今年3月には世界初の日本円ステーブルコイン「GYEN」の提供を開始している。
「交換」「マイニング」「決済」の3つの暗号資産関連事業を展開する同社は、昨今のデジタルコンテンツ市場の拡大を受け、独自開発のブロックチェーン技術を活かしたNFTプラットフォーム、ウォレットの提供を早期に実現する方針だ。
同社は、NFTは“デジタルコンテンツの「証明」と「決済」に変革をもたらす”と考えており、課題となっているインターネット上で不当に行われる違法コピーや違法ダウンロード等といった権利侵害から改ざんを防止し、真正性と安全性を担保するNFT市場の需要増加から今後NFTプラットフォームの開発を進め、マーケットプレイス「アダム byGMO」としてNFT事業に本格的に乗り出すとのことだ。
海外ではOpenSeaやRalibleなどといったNFTマーケットプレイスが人気を集め、既に多くのユーザーが利用している。
日本国内では今年3月にコインチェックがNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)をリリースしており、国内初となる暗号資産取引所と一体型のNFT取扱サービスとなった。
また今月、メルカリやLINE BlockchainもNFT事業に参入することを発表しており、国内外で関心が高まっている。