仮想通貨取引所Binance、一時オフラインに!現在復元済み!
世界大手仮想通貨取引所Binanceが日本時間2020年4月15日23時頃にオフラインになり、その原因が「DNSプロバイダーの問題」であったことが、BinanceのCEOであるCZ氏のTwitterで明らかになった。
We are experiencing an issue with our DNS service provider. We are working on fixing the issue ASAP.
Funds are #SAFU.
— CZ Binance 🔶🔶🔶 (@cz_binance) April 15, 2020
DNSサービスプロバイダーで問題が発生しています。できるだけ早く問題を解決するよう取り組んでいます。資金はSAFUです。
SAFUとは「Secure Asset Fund for Users」の略語。ユーザー資産の保全を目的とし手数料の10%を積み立てる基金で、このSAFU基金はコールドウォレットで保管されており、保険の性質を持ちます。2018年7月3日から発足した制度です。
同取引所は2019年5月に初のハッキング被害となる総額7000BTC(約45億円)が盗難された。
その際にもの、FUD(不安を煽ること)に値しないとして、SAFU(Secure Asset Fund for Users)の資金を利用してユーザー資産を補填を行う為、ユーザー資産への影響はないとアナウンスされた。
冒頭のツイートがされてから、1時間以内に数回の状況報告がされ、北米、ヨーロッパ一部、アジアという流れで復旧確認が報告された。
現時点の最終アナウンスでは以下のようにツイートされた。
「私たちの監視に基づいて、復元されたDNSは95 +%伝播しました。ほとんどの場所で通常に戻るはずです。残りのポケットもすぐに同期します。」
2019年5月のハッキング時同様にスピーディな対応で復旧された。