Binance、マレーシアでのサービス提供を制限
大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceが、マレーシア国内で提供しているサービスの一部を制限することを発表した。
マレーシアでもサービスを制限
今回制限されるのは、マレーシア国内で提供されている「マレーシアリンギット(MYR)トレーディングペア」、「MYR支払いオプション」、「P2Pマーチャントアプリケーション」で、Binance P2Pでは13日付でMYR取引ペアを既に削除している。
今回の制限については、Binanceへの各国規制当局の監視が厳しくなったことによる一連の流れの中での判断と思われ、次のようにコメントしている。
「Binanceは、市場のプレーヤーが規制当局とより強力に協力する機会をもたらすため、業界の規制の枠組みの発展を歓迎します。」
ヨーロッパやアジア各国でも
Binanceは、韓国でのサービスも制限しており、「韓国ウォン(KRW)トレーディングペア」、「KRW支払いオプション」、「P2Pマーチャントアプリケーション」、「韓国語のウェブサイトのサポート」を13日付で直ちに停止した。
また、先月30日にはドイツ、イタリア、オランダで、今月6日には香港で暗号資産デリバティブ商品の提供停止を発表しており、今後の動向に注目したい。