Binance、インドネシアで暗号資産取引所を設立か

Binance、インドネシアで暗号資産取引所を設立か

Binance、インドネシアで暗号資産取引所を設立か

大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)が、インドネシア国内で暗号資産(仮想通貨)取引所の設立を計画していることが報じられた。

長者番付首位の資産家と接触か

ブルームバーグの報道によると、Binanceは大手銀行BCA(PT Bank Central Asia)やジャルムグループ(タバコ製造企業)を経営し、ここ数年インドネシア長者番付首位の座についているブディ・ハルトノ氏とマイケル・ハルトノ氏の兄弟と接触しており、BCAや国営通信企業PT Telkom Indonesiaと共同で、暗号資産取引所設立を計画していることを、複数の関係情報筋が語っているとのことだ。

暗号資産の幅広い採用を目指して

世界で4番目に人口の多いインドネシアだが、多くの成人が銀行融資やその他の方法による資金調達が難しく、BCAや国内最大の通信事業者であるPT Telkom Indonesiaとのパートナーシップにより、暗号資産の幅広い採用を促したい考えだ。

Binanceは、今年に入り世界各国規制当局からの監視が強まったことでサービスの制限を強化しており、今年夏頃には東南アジア諸国であるシンガポールやマレーシアでもユーザーへのサービスを制限している。

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