テックビューロ朝山貴生代表がZAIFトークンの今後の方針について発表

テックビューロ朝山貴生代表がZAIFトークンの今後の方針について発表

テックビューロ朝山貴生代表がZAIFトークンの今後の方針について発表

テックビューロ株式会社代表取締役の朝山貴生氏は2日、2015年に同社の認知と価値の向上を目的として発行された独自暗号資産「ZAIFトークン」の今後の方針を発表した

テックビューロは、暗号資産(仮想通貨)取引所ザイフ(Zaif)を運営していたが、2018年11月にザイフの経営権を株式会社フィスコ仮想通貨取引所(現 : 株式会社Zaif )に譲渡している。

「ZAIFトークン」は、2015年にザイフが発行した、“国内取引所にて取引ができる日本初の暗号資産” だ。

テックビューロは、現在もトークンの見直しや技術的な改善などを行っており、2021年度第一四半期までに現在採用しているCounterpartyプロトコルからERC20プロトコルへ移行する予定であることを明らかにした。

これにより、対応アプリやWebサービスの数が増大し、安全性の向上や流動性の拡大、価値向上を見込んでおり、「既存のトークンホルダーの利益向上に繋げていきたい」と述べている。

また、ZAIFトークンの価値向上に向けた動きとして、自社主導のキャンペーンだけではなく、現在暗号資産取引所Zaifを運営する株式会社Zaifとの連携や、共同プロジェクトに向けた協議と検討を進めているとのことだ。

今後は決済手段としての採用を目指しており、ZAIFトークンのユーティリティーや流動性の向上により18万人を超えるホルダーの利益向上と、暗号資産業界全体の価値向上に尽力していくと述べている。

朝山代表は今回の発表の中で、「我々が回避すべきは、既存ホルダーの利益を毀損することです。」と述べ、何度も “トークンの価値向上” や、 “トークンホルダーの利益保全、利益向上” という言葉を繰り返している。

トークンホルダーへの責任や、暗号資産業界全体の向上に寄与していくことを重視するテックビューロの今後の動きに、期待が集まります。