米大手取引所のコインベース、日本での暗号資産事業展開を推進中!

米大手取引所のコインベース、日本での暗号資産事業展開を推進中!

米大手取引所のコインベース、日本での暗号資産事業展開を推進中!

 米国の大手暗号資産取引所であるCoinbase(コインベース)が、日本語を使用できる人材を広く募集していることが明らかになった。

 募集の内訳として、継続的にウェブサイト構築が可能である者やアプリ開発、メールなどのローカライズができるフリーランサーと現地日本で直接働く人材が募集されている。

フリーランサーの募集

コインベースは、フリーランサーと事業主マッチングを行うUpworkにて英日翻訳/ローカライズQAテスターを募集しており、日本語への対応が可能となる人材の確保を急いでいる。

ローカライズとは、目的とした国や地域の慣習や文化的背景を考慮に入れた言語の翻訳を行うことによって、プロダクトを使用する国の言語に適正化を行うことをいう。

今回募集されている内容は、自社のウェブサイトやアプリ、メールへの継続的なローカライズ対応となっているため、同社が提供しているサービスを日本語環境に徐々に適応させていく考えであることが伺える。

日本で募集されているコインベースの求人 

コインベースはフリーランサーとしてのエンジニアのみならず、日本の東京が勤務地となる職種の募集も行なっている。募集を行っている業種としては以下のようになっている。

1.財務会計

コインベースは意欲的な会計の専門家を募集しており、日本における継続的な成長をサポートするため、アカウンティングは運用の知識、ファイナンス部門以外の部門とも積極的に連携が取れる能力を備えている人材

2.国際法務部門(パラリーガル)

コインベースの国際法務チームの一員となって、コインベースが世界で最も信用される暗号資産ビジネスプラットフォームを構築するための手助けとなる人材

3.マーケティング部門

コインベースの日本におけるGo-to-market戦略の策定と、その成功を実現するマーケティングのリーダー。日本市場に参入する際のリードとして、プロダクトやマーケティング手法の日本の市場との整合性、競合分析と区別化を行う人材

コインベースの日本市場参入 

コインベースは暗号資産業界では歴史のある取引所であり、日本法人設立を発表した2018年6月の公式ブログにおいて日本進出が明らかになっていたが、表立った進展は見られなかった。

その後の2020年3月に日本の一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA/Japan Virtual Currency Exchange Association)に第二種会員として入会したことから、本格的に日本市場に参入していくことについて、確実に進展していることは間違いない状況である。

世界有数の暗号資産取引所であるコインベースの本格的な日本進出は業界に与えるインパクトが非常に大きく今後の動きがますます注目される。