暗号資産取引所「OKEx」、インドで複数の支払い方法を備えたP2P取引を開始!

暗号資産取引所「OKEx」、インドで複数の支払い方法を備えたP2P取引を開始!

暗号資産取引所「OKEx」、インドで複数の支払い方法を備えたP2P取引を開始!

仮想通貨(暗号資産)取引所「OKEx(オーケーイーエックス)」は、インドでのP2P取引プラットフォームの立ち上げを発表しました。これにより、ユーザーは国の法定通貨「インドルピー(INR)」を使用して取引手数料が、かからず暗号資産が購入できるようになった。

発表によると、OKEx P2P取引プラットフォームは、UPI、IMPS、NEFTなどを含む「インドで最も広く使用されている支払い方法」を使用するという。

このプラットフォームは8月5日に稼働し、インドのユーザーは取引手数料が無料でインドルピー(INR)で暗号資産を購入します。

ローンチ時には2つの暗号資産「ビットコイン(BTC)とテザー(USDT)のみ」をサポートしますが、近いうちにさらに多くの暗号資産が利用可能になる予定とされている。

また、発表の中でOKExのCEOであるJay Hao氏は次のように語っています。

私たちはブロックチェーン技術が取引の障壁を取り除くと信じており、スポットや多くの種類のデリバティブを含むインドのトレーダーにワンストップサービスを提供することにより、インドのトレーダーを国際的な暗号取引市場に接続することを約束します。

インドの暗号資産(仮想通貨)業界事情

現在、インドの暗号資産市場は依然として多くの課題と制限に直面しています。

2020年3月4日、インド最高裁判所が、インドの中央銀行であるインド準備銀行(RBI)により2018年4月に出された仮想通貨取引禁止命令について違法であるとの判断を下し、この命令を撤回するよう呼びかけていた。

それに対してインド政府はインドの証券取引委員会およびRBIと協議して暗号資産の規制枠組みを作成していると言及していたが、その3か月後にインド政府が仮想通貨の取扱を全面的に禁止する法案の導入を検討していることも報じられた。

OKEx側はインドへの大規模な取引プラットフォームの参入は、疑いもなくインドの暗号取引エコシステムを完成させ、プラットフォームとインドのトレーダーに双方に有利な状況をもたらすことを期待している。

また、インドの13億という驚異的な人口の中で、現在推定500万人がデジタル通貨を所有しており、短期的に成長する大きなチャンスがあることも付け加えている。