暗号資産取引所Huobiが、マレーシアでの取引サービスを開始
大手暗号資産(仮想通貨)取引所Huobiが11月27日、マレーシアでの取引サービスを正式に開始することを発表した。
規制に準拠した新たなプラットフォームを開発
Huobiグループが、マレーシア市場での展開を視野に設立したHuobi Labuan(フォビ・ラブアン)は、今年9月マレーシア当局よりデジタル資産取引サービスに関するライセンスを取得しており、今回試用期間を経て本格的に暗号資産取引サービスの提供を開始する形だ。
Huobi Labuanは、今回規制に準拠した、ローカルユーザーが安全に使用することができる新しいプラットフォームの立ち上げを発表しており、マレーシア国内でスポット取引やデリバティブ取引などのサービスを提供することが可能となる。
現在のところ、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、イオス(EOS)、およびフォビトークン(HT)など12種類の取引に対応しているが、試用期間後はさらに多くの種類の暗号資産を取り扱う予定とのことだ。
Huobi幹部の拘束を否定
10月以降、HuobiやOKExの幹部が中国当局に拘束されたとの情報が流れ、Huobiからもビットコインが大量に流出する事態となったが、11月3日にHuobi Globalがこれを間違った情報である旨のツイートを行っていた。
Huobi Global Is Operating Normally
We have become aware of rumors within our community about the arrest of a Huobi senior executive by local officials. We can share with confidence that these rumors are false.
— Huobi (@HuobiGlobal) November 2, 2020