Geminiがサムスンと提携、スマホから仮想通貨取引が可能に
米仮想通貨取引所Geminiが、韓国大手電子メーカーSamsung(サムスン)と提携、スマートフォンからGeminiアプリによる仮想通貨取引が可能となったことを発表した。
米仮想通貨取引所として初の提携
今回アメリカとカナダでサムスンのブロックチェーンンウォレットを利用しているユーザーが、Geminiモバイルアプリへの接続を介し、仮想通貨の購入、販売、取引ができるようになる。
サムスンとの提携は、アメリカの仮想通貨取引所としては初の事例であると発表している。
サムスン独自のウォレットと連携
サムスンは2018年に当時のトップモデルであったGalaxy S10にウォレットデバイスを搭載し、初めて仮想通貨のサポートを追加、保存された仮想通貨で商品やサービスの料金を支払うことが可能になった。
新しいシステムによりセキュリティが強化された後継機Galaxy S20でも仮想通貨ストレージ機能は引き継がれ、これらの機種に搭載されているブロックチェーンウォレットと連携し、仮想通貨の管理、取引を行うことができる。
また、それ以外にもGeminiアカウントの残高の確認や、Gemini Custodyを使用して暗号をコールドストレージに転送することが可能となる。
Geminiの共同創設者兼CEOであるタイラー・ウィンクルボス氏は次のようにコメントしている。
「仮想通貨は単なるテクノロジーではなく、ムーブメントです。サムスンブロックチェーンと協力して、世界中のより多くの個人に対し、仮想通貨の将来性がより大きな選択肢、独立性、および機会をもたらすことを誇りに思います。」