FTXがLiquid Groupを買収！日本市場へ参入

バハマを拠点とする大手暗号資産取引所 FTX Trading Limited が日本市場へ参入することが明らかになった。

FTXは2日、日本の暗号資産取引所 Liquid by Quoine（リキッドバイコイン）の親会社である Liquid Group Inc. の買収にかかる契約を締結したことを発表した。

発表によると、この契約は3月に完了する予定であり買収後はFTXの商品及びサービスをQuoineが提供するサービスに統合していく予定であるという。

また、FTXの既存の日本のユーザーはQuoineのプラットフォームに移行することとなり、別途詳細についての案内を電子メールでお知らせするとのことだ。

今後はそれぞれのリソースを組み合わせて活用していくという。

Liquid by Quoine（リキッドバイコイン）は2014年11月にQuoinex（コインエクスチェンジ）という名称で設立された老舗の暗号資産取引所であり、2018年9月に現在の名称にリニューアルしている。

2017年9月に暗号資産交換業者、2021年10月に第一種金融商品取引業者として登録を完了しており、日本国内のほか、シンガポール、ベトナムにも拠点を有している。

FTXは2019年5月に香港で設立された比較的新しい取引所であるが、CoinMarketCap（コインマーケットキャップ）の取引所ランキングで現在3位の大手暗号資産取引所だ。

2021年9月には本社を香港からバハマに移転している。

また同社は、NBA、MLB、NFLなど数々の一流スポーツ選手をアンバサダーとしてパートナーシップを結んでおり、最近では2021年11月にエンジェルスの大谷翔平選手がアンバサダーに就任しており話題となっていた。