フィスコ仮想通貨取引所、8月31日をもって閉鎖へ
暗号資産(仮想通貨)取引所「フィスコ仮想通貨取引所」が8月31日をもって全てのサービスを終了し、サイトを閉鎖することが明らかになった。
2020年8月31日(月)をもちまして、フィスコ仮想通貨取引所( https://t.co/fDejU4HVFe )のサイトを閉塞し、全てのサービスを終了いたします。詳細は公式blogをご覧ください。
※Zaif Exchageは今後も変わらず取引所を継続いたします。https://t.co/ygvRteKMfx— Zaif Exchange (@zaifdotjp) August 19, 2020
暗号資産取引所ザイフ(Zaif Exchange)の17日の発表によると、フィスコは取引履歴CSV及び年間取引報告書のダウンロードなどを含むログインを始めとする全てのサービスが停止するという。
なお、Zaif Exchageはこれまで通り暗号資産取引所サービスを継続すると伝えられている。
フィスコ仮想通貨取引所ユーザーのアカウントはZaif Exchageへ引き継がれ、8月7日以降同社でのお取引情報が、Zaif Exchangeのアカウントで参照できるようになっている。
フィスコ仮想通貨取引所 × Zaif Exchange
フィスコ仮想通貨取引所運営する株式会社フィスコ仮想通貨取引所は、2016年4月に設立され、2017年9月に「仮想通貨交換業者 登録番号 近畿財務局長 第00001号」を取得。
2018年11月にZaif Exchangeをテックビューロ社から事業譲渡で譲受し、数十万の顧客口座を有している。
2019年8月には、「仮想通貨取引所事業の効率的な運営」を目的として、運営する二つの取引所である、フィスコ仮想通貨取引所とZaif Exchangeを一つの取引所として統合することを発表している。
今回の発表により、統合への準備が進められてきた2つの取引所は、今月末までに完全に1つのものとなる。