ディーカレット、暗号資産現物の取引所サービスを提供開始
国内暗号資産(仮想通貨)取引所ディーカレットが19日、暗号資産の現物取引を行う「取引所サービス」の提供を開始したことを発表した。
【暗号資産現物取引の取引所サービスを提供開始】
ディーカレットは、本日より暗号資産現物取引の取引所サービスの提供を開始したことをお知らせいたします。https://t.co/ZOqaMop4Cr販売所サービス開始から2周年、新たに取引所サービスも加わった3年目。引き続きサービス拡充を行ってまいります。 pic.twitter.com/5z4Nou5aO0
— ディーカレット (@DeCurret) April 19, 2021
「取引所」形式のサービス開始
本日19日提供開始となった「取引所サービス」では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の売買が可能で、銘柄についてはBTC/JPY、ETH/JPY、ETH/BTC、XRP/JPYの4種となっている。
テイカー(Taker)、メイカー(Maker)の手数料制度を導入しており、取引板にない価格で注文を出すメイカー側で約定した場合は手数料を受け取ることが可能だ。
また、チャートツールにはTradingView を採用しており、API機能の拡充としてGitHub 上で自動売買のサンプルコードなども公開される。
ユーザーの需要増から
今回提供される「取引所サービス」は、ユーザー同士が売買を行う板取引となっており、取引所が設定した価格で取引所と直接売買を行う販売所とは異なる。
ディーカレットは、昨年10月をもって「サービスの見直し」に伴うものとして、レバレッジ取引サービスの提供を終了していたが、同社のアンケート調査などで販売所形式だけではなく、取引所(板取引)サービスを望む声が多く、その要望に応える形となった。
ディーカレットでは、引き続きユーザーのニーズに応じたサービスの検討・拡充を目指していく考えだ。