仮想通貨(暗号資産)取引所ディーカレットが、レバレッジ取引サービスを終了

仮想通貨(暗号資産)取引所ディーカレットが、レバレッジ取引サービスを終了

仮想通貨(暗号資産)取引所ディーカレットが、レバレッジ取引サービスを終了

仮想通貨(暗号資産)取引所ディーカレットが、2020年10月24日(土) 6時00分をもってレバレッジ取引サービスの提供を終了することを22日発表した。

10月をもってサービス提供終了

今回のサービス提供停止については、サービスの見直しに伴うものであると説明されており、現在未決済の建玉(ポジション)を保有しているユーザーについては、サービス提供終了日時までに決済し、トレード用のアカウント残高をベーシックアカウントへ振替える必要がある。

レバレッジ取引の新規注文受付停止日時は2020年8月22日(土) 6時00分までとなっているが、サービス提供終了日までに、未約定の新規注文や決済注文がある場合は、順次注文の取り消しが行われ、ベーシックアカウントへ振替えられる。

注文、約定、入出金などの履歴については、レバレッジ取引サービス提供終了後も引き続き閲覧が可能であるとのことだ。

選択を迫られる取引所

金融庁からボラティリティの大きさなど取引上のリスクについての提言を受け、2018年秋、仮想通貨業界の自主規制団体である一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)最大レバレッジ倍率を4倍に引き下げる発表を行い、2019年秋頃には国内の各取引所がこれに従い倍率の引き下げを行ったが、2020年5月1に施行された改正資金決済法では、レバレッジ取引の最大倍率が4倍から2倍へとさらに引き下げられた。

こうした流れの中、2020年3月には国内仮想通貨取引所のコインチェックやビットゲートが、レバレッジ取引サービスの提供を終了した。

レバレッジ取引の倍率引き下げについて様々な論議が巻き起こる中、改正資金決済法施行による倍率の引き下げ猶予期間である現在、その他の取引所についても今後の選択が迫られている。