コインチェックがスポーツファントークンのChilizとパートナーシップを締結
国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックが1日、スポーツファントークンなどを発行するChilizとの事業連携を発表した。
ChilizとSocios.com
プレスリリースによると、コインチェックが昨年8月に発表した同社のNFTマーケットプレイス事業において連携を行い、Chilizの独自プラットフォームで、スポーツクラブチームのファントークンなどを扱うSocios.comで利用されるNFT(代替不可能なトークン)を取り扱うことなどを検討するとのことだ。
Socios.comは現在までに、FCバルセロナ、ユベントス、パリサンジェルマン、ACミランなどの強豪フットボールクラブチームの他、UFCなどの総合格闘技団体やeスポーツなど20のスポーツチームと提携しファントークンを発行しており、一部のトークンは大手暗号資産取引所Binanceなどでも取り扱われている。
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NFTマーケットプレイスの概要
NFTマーケットプレイスは、コインチェックが昨年8月に発表した新事業で、NFT(ブロックチェーン上に記録され、固有の値や情報を持った代替不可能なトークン)と暗合資産の交換や、ユーザーによる秘密鍵の管理を必要としないNFT専用のウォレットでの保管などを提供するサービスだ。
ブロックチェーンゲームやdAppsゲームなどで扱われるキャラクターやアイテムなどの他、Sosios.comで扱われるファン限定のアイテムなどもこれに該当する。
コインチェックでは、既に国内外で人気のある5つのゲームタイトルで利用できるNFTをマーケットプレイスで取扱うべく連携を行っているとのことで、2020年度中のサービス開始を目指している。