次世代型ブラウザBrave、「Binanceウィジェット」を利用した仮想通貨取引が可能に

次世代型ブラウザBrave、「Binanceウィジェット」を利用した仮想通貨取引が可能に

次世代型ブラウザBrave、「Binanceウィジェット」を利用した仮想通貨取引が可能に

プライバシーの保護に特化した次世代型ブラウザ「Brave」が、デスクトップブラウザの最新バージョンで「Binanceウィジェット」を導入し、これを利用したブラウザ上での仮想通貨取引が可能となった。

ブラウザ上からの取引がより簡単に

3月24日の発表後、テスト用のバージョンが公開されていたもので、今回4月30日に発表されたBraveデスクトップブラウザの最新バージョン(ver.1.8)の新しいタブページからBinanceウィジェットにアクセスすることができ、ここから簡単に仮想通貨の取引や管理を行うことが可能となる。

出典:Brave

メニューは次の四つに分かれたシンプルなものとなっており、比較的容易に操作することができる。

  • Summary(概要):Binanceアカウントの資産残高の表示
  • Deposit(預金):アカウントでサポートされている資産の一覧表示、特定の資産の検索、および法定価値の表示など
  • Convert(変換):あるアセットから別のアセットへの変換
  • Buy(購入):仮想通貨の売買(完了後すぐにBinanceウィジェットに反映される)

 

BinanceウィジェットはBraveデスクトップブラウザに組み込まれており、接続ボタンをクリックして認証に成功すると動作可能となる。また、ドロップダウンメニューの切断ボタンをクリックすることでBinanceウィジェットの接続を簡単に解除することができ、ユーザーがウィジェットを再接続するまでは、BraveブラウザーはユーザーのBinanceアカウントにアクセスすることはできない。

取引可能な仮想通貨については、基本的にBinance.comまたはBinance.USでサポートされているものとなっており、Binanceウィジェットは、今年後半にはBraveのモバイルプラットフォームでも利用可能となる見込みだ。